頭巾
頭巾(ずきん)には頭の角が丸いタイプ(御高祖頭巾・おこそずきん)や、左図のように若干尖ったタイプ(烏賊頭巾・いかずきん)などがあります。
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鎖帷子
鎖帷子(くさりかたびら)は細く伸ばした鋼線で輪を作って、互いに連結して服の形に仕立てたもの。刀で斬られたときに大きく威力を発揮して、ダメージを減らしてくれます。黒く塗料を塗って光を反射させないようにした上で、二枚の布で挟み、金属同士がこすれて出る音が出ない工夫もしています。
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上衣
上衣(うわぎ)をはじめ、忍者の忍装束の色といえば黒ですが、実際の忍装束は漆黒ではなく、黒みがかった柿色や藍色などが主流でした。意外なことに実は夜に漆黒の衣装だと逆に浮いてしまい、敵に見破られてしまうのです。
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手甲
手甲(てっこう・てこう)は手と上腕を守るための革でできた装具。腕を通し、紐を結んで固定します。
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括袴
括袴(くくりばかま)は平安時代から中世にかけて使われた袴で、裾を紐ですぼめて括ることから、この名で呼ばれています。半袴であったり、長袴であったり長さもいろいろ。
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脚絆
脚絆(きゃはん)はスネの部分に巻く布で、括袴を留める役目を果たしつつ、うっ血を防いで血流を良くする働きもします。上下に結び紐が付いていてそれぞれを後ろから回して結んで固定します。
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足袋
足袋(たび)は現在のものと異なり、革製のものが使われていました。内側に綿が入っているので、足音を消す働きもあります。紐がついていて、スニーカーのように結んで履いていました。
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