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まだまだ武器を大解剖

忍者が携帯する武器は隠密指令を遂行するために必要なものばかり
おなじみの武器のほかにも思わず唸る忍者の知恵が巡らされた兵器までずらり。


火車剣

火車剣(かしゃけん)

忍者の代表的な武器である手裏剣の進化版。中心に火薬が仕込んであり、導火線に火をつけて投擲します。敵そのものよりも、敵が乗っている馬や、茅葺きの屋根に投げるなどの使い方が効果的です。



目潰し

目潰し

すぐに破れる材質の小袋や玉子の殻の中に石灰や唐辛子、山椒などの粉を詰めて相手に投げつけます。当たると涙や鼻水が止まらなくなるので、現代で言うところのいわば催涙弾。



仕込み杖

仕込み杖

外見上は普通の杖。しかし、中には刀が隠されています。武器を持っていると怪しまれる場合、こういった偽装をしておけば安全というわけです。



焙烙火矢

焙烙火矢(ほうろくひや)

簡単に言えば小さな爆弾である焙烙玉。元来は料理器具である焙烙などの陶器に火薬を入れて導火線に点火、敵に投げ込む手榴弾のような兵器で、中世の水軍が主に使用していました。この玉を火縄銃の30匁筒などの大筒に詰めて放ち、それを焙烙火矢と呼びます。



鉄毬

鉄毬(てつまり)

四方八方に刺が突き出た球状の武器。手裏剣の一種で、敵の顔に当てるのが目的のものであり、刺の数が多いことから非常に刺さりやすい長所がある一方、手裏剣に較べて体積が大きく携帯には不利。



飛苦無

飛苦無(とびくない)

「くない」を投擲用に薄く改良したもの。10mくらいは飛ばすことができるが、それ以上になると命中率も威力も落ちます。柄の部分を握ってナイフとして刺す用途にも用いられます。


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